奄美サンファームについて

奄美サンファーム果樹園は、標高約400メートルの山の頂にあります。
太平洋の潮の香を含んだ朝霧がふもとから海風に乗って流れてきて、日中はたっぷりと太陽の光を受け、昼夜の気温差が味に深みをもたらしてくれるというような場所です。

標高約400メートルという高い場所にある奄美サンファームの果樹園では、奄美の他の果樹園よりも2～3週間程収穫を遅くし完熟収穫を行っております。
そのため、奄美サンファームのタンカン糖度は13～15度(通常11～12度)、クエン酸濃度は0.9～1.1(通常0.7～1.0)。果実の糖度が上がり酸味とのバランスもよい、おいしいタンカンが実ります。
ここで育てられたタンカンはまさに「自然の恵み」といえるのではないかと実感しております。

3.5ヘクタールの広さの畑に、全部で1000本近くのタンカンの木があります。
収穫は一つひとつ丁寧に切り離し収穫しており、収穫時期は大忙しです。
収穫したタンカンは、選別場で大きさ別に選り分け、皆様のお手元にお届けしております。

豊かな自然の力と樹木本来の活力を生かすことにより、皆様に安全で美味しいタンカンをお届け出来るよう日々栽培に励んでおります。
姿・形はこれからもっと磨いていきたいと思っておりますが、味美人には育っていると思います。

奄美サンファームは、タンカンという生命のきらめきを大切に育んでいます。
私たちは大切な果物を通じて、独自の食文化への進化を重ねていきます。

丹精込めたタンカンをご賞味頂き、気に入って頂けましたら幸いに存じます。

奄美サンファーム　戸田敏久